妊娠初期は、どうしても健康に気を付けなくてはいけないと解っていても、つい油断をすると風邪などを引いてしまいます。特に咳が酷いと、胎児に送られる酸素量が低下する可能性がありますし、何度も何度も咳込む事で、お腹に力が入りやすくなりますので、注意が必要です。ですが、妊娠中ってどうしても薬に対する抵抗が強く、咳止め薬を飲みたがらない女性って多いですよね。確かに、薬を飲まないで治す事が出来れば、それに越したことはありませんが、あまりにも長引くようであれば、産婦人科に行って相談をしてみるのも良いでしょう。
医療機関を受診し、風邪薬と咳止めを同時に処方された場合、医師及び薬剤師の指示に従って同時に飲むことができます。この方法がもっとも安心して薬が飲める方法ですが、どうしても医療機関を受診できず、市販の薬を頼るしかないということもあります。そのような場合には、まずは風邪薬の成分に注意する必要があります。総合感冒薬として販売されているものの中には、咳止めに当たるコデインやエフェドリンといった成分を含んでいますので、そのうえにさらに咳止めを飲むと摂取量をオーバーしてしまう可能性があります。